社長メッセージ

トライアイズグループのステークホルダーの皆様

株式会社トライアイズ 代表取締役社長 池田 均

 当社グループのステークホルダーの皆様には、平素から格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 2020年期業績ですが、COVID-19の厳しい環境の中、連結・単体ベース共に営業黒字を確保しました。
 各事業ポートフォリオについてご説明します。先ず、アメリカで展開する投資事業ですが、ハワイ州オアフ島とマウイ島での不動産投資を中心に一昨年から本土(NYC)での証券投資も開始しました。その結果、営業利益は1億4,000万円を計上することができました。次に建設コンサルタント事業は、海岸・河川そしてダムが満遍なく受注できたものの、営業損失5,000万円という残念な結果でした。最後にファッションブランド事業は、クレイサス・濱野皮革工藝ブランドのライセンス使用料としてのロイヤルティビジネスが順調に推移しましたが営業損失4,000万円でありました。その結果、御蔭様を持ちまして、10期連続で配当をお支払いできることを非常にうれしく思っております。(予想)
 前期もご説明しましたが、アメリカに子会社(Triis International America Inc.以下TIA)を設立して5年経過し、御蔭様で投資事業が順調に成長しました。その結果、貸借対照表及び損益計算書もグループでの最重要事業ポートフォリオに成長し(2020年期末現在、TIAの総資産額はUSD45M(約47億円)、グループの連結総資産額66億に対して71%を占める規模まで成長しています。また、TIAの来期営業利益予算も1億円を超える予想です。)厳しい営業環境の中、グループ全体の業績の下支えとして大きな役割を果たしました。
 マクロ経済の状況を見ていきますと、一昨年と比べても、COVID-19の世界規模での蔓延という予想外の状況で、他に打つ手がないことからヨーロッパをはじめとする先進国のマイナス金利状態が継続しています。経済学的にも異常な状態であることに加えてのパンデミックであり、全く今後の予想がつかないと言えます。世界を取り巻く環境は何も変わっていない状況で、米中の貿易戦争の長期化、英国のEU離脱問題、不安定な中東情勢、そして香港における民主化デモの激化等々不安要因が山積されるところに追い打ちをかけるCOVID-19の終息は全く見えず、今期に入ってもまだまだその兆しも見えない状況に不安が募るのは事実です。唯、当社グループとしましては、長期的なビジネスの展開、並びに企業価値向上の方向性は決まっています。そして、前期も何とか黒字を確保しており、引き続き「変革と既存概念の否定」「イノベーションによるコスト優位の確立」を継続し、世界でオンリーワンの企業価値を目指します。繰り返しではありますが、景気変動の影響を受けない企業グループとして、小さくとも知性を使って、その世界ではNo.1となり光る企業グループを目指すという方針は変わりません。
 今期については、3事業ポートフォリオ全ての営業黒字の達成は勿論、新規事業ポートフォリオの取得、グローバルでの営業利益の拡大を目指してまいります。特にアメリカで展開する投資事業が、当社グループの貸借対照表並びに損益計算書に占める割合が拡大し、その重要性が益々高くなり、その結果として企業価値の向上に繋がるようにする所存です。
 当社グループを取り巻く全てのステークホルダーの皆様にとって、企業価値の向上は有意義であると考えます。全ての経営ディシジョンは企業価値向上に向けて経済合理性があるように行ってまいります。
 トライアイズグループのステークホルダーの皆様には、引き続きご支援・ご鞭撻を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

2021年1月
株式会社トライアイズ
代表取締役社長

池田 均

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